人間を駄目にするポルノ依存症

人間を駄目にするポルノ依存症

AVを見すぎて男性器を駄目にするのはAV中毒ですが、これより更にひどくなり男性器も人間も駄目にするのがポルノ依存症です。

それは決して自慰をすることがポルノ依存症ではなく、長時間AVポルノを観ながら自慰を続けることが問題なのです。
ポルノ依存症は医学的に確立したものではありませんが、多くの医師が警鐘を鳴らしています。

AVを見続けて自慰に耽り、多くの時間を費やしてしまうため、色々な後遺症や障害を引き起こしています。
20代以上の大人ならまだしも、それが初体験前の未成年になるとかなり深刻です。

日本では初めてAVを見て自慰をする年齢は13歳と言われています。13歳と言えば中学1年か2年。街中で見る中学生はまだまだ初々しくて幼い印象ですが、スマホを通して女性の性器を見ていると思うと驚愕です。

余談ですが60代後半の私は確か中学2年の時に初めて自慰を知りました。
その頃のオカズは平凡パンチ、プレイボーイのグラビアヌード写真で、同じ本を大事に半年くらい使っていました。友達と貸し借りしたり、新しい本を借りると喜び勇んで一直線に家に帰り、シコっていました。或いは友達数名でみてその後、家に帰るとさっき見た裸体を思い浮かべて自慰をしていた時もありました。
写真は出会いの第一歩【マッチングフォト】

勿論その当時は下着か水着をまとっていて恥毛(陰毛)すら見ることなく、女性器なんて神秘に包まれた秘密のベールの中のさらに奥にあるものでした。
だから今考えるととても健全だったと思います。男と女の性行為によって人間は生まれると友人が話していても、どうしても理解できず自分だけは違った方法で生まれたのではないかと漠然と思っていたのもその頃でした。



話しを戻してどの程度見続けることが依存症かと言うと、ほぼ毎日見続けることです。何かの都合である日見ることが出来ない時に、早く帰ってAVを見たいと思ったら依存症です。見始めると1回に2時間以上を週に5~6日見ることで依存症だと思って間違いないです。

ポルノ依存症の弊害

時間を無駄にしてしまう

ポルノを見続けるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。この辺で止めておこうかとふっと時計を見たときに2~3時間経過していることに気付くことは男性なら誰しも経験することです。
最初に見たAVの女性よりもっと綺麗な女性、もう少し痩せている女性、もっと巨乳の女性と色々なタイプの女性を物色します。そして学校の先生、人妻、女子高生、CAと次々とジャンルを変えて探します。
普通のノーマルなAV動画を見飽きたら次は熟女。そして盗撮、アナル、レイプ、SM、輪姦、監禁へと次々と過激な内容にエスカレートしてしまいます。
だから色々な内容のAVを見続けていると知らない間にあっという間に時間が過ぎてしまいます。


以前の紙媒体やビデオ、DVDなどは、物理的にそれほど大量に保存できないから限度がありましたが、このネットのポルノAVはスマホ一つで色々なサイトに沢山のAV動画が置かれていて手軽に次から次へと沢山のAVを見続けることが出来るのです。
だから時間さえあれば際限なく見続けることが出来ます。
現在はまだスマホの通信は4Gが主流ですが、これが5Gが普及して通信速度が速くなると動画が今より更に手軽に観れるようになりその弊害は更に深刻になると思われます。

そして見終わった後は何も達成感が無く、時間だけを無駄に消費したと後悔します。だからそれ以外の事に関して余り興味を示さなくなり、孤独感と嫌悪感に苛まれます。


間違った意識が植え付けられる

分別ある大人は色々なジャンルのAVが動画の中の世界、若しくはごく一部のマニアの世界の出来事だと分かります。それはAVポルノの制作者がより視聴者を獲得するため、より売り上げを上げるために装飾したり、より過激にしたりしています。しかしセックスを体験したことのない子供は、大人の世界の日常的な出来事だと間違った知識が植え付けられます。
あるサイトで同級生と初体験の際に当たり前にアナルをするものだと思って、無理矢理入れたら出血して傷ついたという話がのっていました。
初めてだと興奮しすぎてきっと濡れないままに入れたと思いますが、中学生が初体験でいきなりアナルとは相手の女性も可哀想ですね。
このように中学生がポルノAVを見続けることにより間違った知識が植え付けられます。



大人でもポルノAVを見続けることによって、徐々に間違った感覚が染みついてしまいます。
AVを沢山観た後に外に出て歩いている女性を見たとき裸を想像したり、誘えばすぐにOKしてくれるのではないか、女性もきっと欲求不満でムラムラしているはず。痴漢しても上手にうまくやれば女性も感じて決して声を上げて騒がないと思ってしまうことがあります。
そういう感覚が潜在的に脳内に沁みつくことによりついつい痴漢をしてしまい逮捕されたり、強姦事件を起こしたりする例があります。
自宅で簡単性病検査

2009年に都内江東区で起きた同じマンションに住む女性を監禁した殺人事件で容疑者は「自分の部屋に連れ去って、性的快楽を与え、自分の言いなりにしようと思っていました。自分なら、できると思っていました」と語っています。
これなどは典型的なポルノAVの見すぎで、監禁され悶え喜ぶ女性が演技であることの見境がつかなくなり事件を起こしてしまっています。
因みにこの男性は当時33歳で月収50万円のSEでした。

〈江東マンション神隠し事件〉「私のセックスで依存していただいて…」“二つ先の部屋”の隣人が23歳の女性をバラバラに“解体”した理由 | 文春オンライン
2008年、東京都江東区のマンションで、会社員の女性Aさん(23=当時)が、殺害された「江東マンション神隠し殺人事件」。犯人の星島貴徳(33=逮捕当時)が、被害者の2部屋隣に住んでいたこと、ノコギリ…

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そしてED、膣内射精障害に

AVポルノを見続けることにより頭の中には色々な知識だけが植え付けられます。
しかしいざ初体験となった時AVの中では性器の周りの毛を剃り上げて視聴者のために見やすくしているので、実際恥毛が性器の周りにあることで違和感を覚えたり、過激な内容を見続けていると脳が反応しなくなりEDになったり、AVを見ながらの自慰でペニスを強く握り過ぎて女性器の中に挿入できても膣内の圧に物足りなさを感じて射精できなくなったりします。
これがAVを見過ぎることによるEDと膣内射精障害です。

報酬系ホルモンドーパミンの話

人間は性的興奮が起きると脳内に報酬系ホルモンと言われるドーパミンを出します。このドーパミンは幸福感を感じたり、やる気を引き起こすと言われていますが、長時間のポルノAVを観ながらの自慰の最後にはドーパミンも出なくなり、したがって終わったときに満足感が無く、虚しさが残るのはそのせいです。
ドーパミンは正常な人間は際限なく分泌されるものではなく、ある程度の容量を出すと止まってしまいます。ドーパミンの分泌が過剰になると統合失調症や過食症、その他アルコール依存症やギャンブル依存症など様々な依存症を引き起こす可能性があります。

皆さんこんな体験があると思います。
長い時間かけてセックスをしていると異様に興奮して絶頂の状態を過ぎてそのまま続けていると、ある時間を経過したころから興奮が収まり平常時に戻っていたり、オナニーをして興奮してさらなるエキサイティングを求めてAVを見続けていると冷めてしまい、興奮しないまま射精して虚しさを覚えることは無いですか。
これこそドーパミンがある程度の容量を出した後止まってしまい、興奮が朝まったり、或いは冷めてしまう現象を引き起こすのです。

このドーパミンをAVを観ながら長時間自慰をすることによって分泌しすぎて、その後分泌が不足すると、物事への関心が薄れ、運動機能、学習機能、性機能が低下します。
更に男性の場合はドーパミンは射精後(オーガズム)には一気に減少しますが、女性はドーパミンの分泌が続くので、女性は何度もオーガズムを感じることが出来ると言われています。

そして過激なポルノAVで沢山ドーパミンを放出していると実際のセックスに物足りなさを覚えドーパミンが出ないと興奮が陰茎(男性器)に伝わらず勃起しにくくなります。
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自己嫌悪に陥る

色々な種類の沢山のAVポルノを見続けて何回か自慰で射精したあと、感じることはもうこんな時間になっているという、AVを見続けることの時間の経過の早さを知ります。
そして時間を無駄にしてしまった。人が勉強や仕事をしている時に自分は自慰に耽って何というつまらない人間なんだと自己嫌悪に陥ります。
そう思うことにより劣等感を持ったり、卑屈になったり、自信がなくなり外での活動を控えるようになり、早く自宅で一人になって良い女が裸で悶え喜ぶ姿態を見たいと思うようになります。


人として輝きを失う

このポルノ依存症の中毒症状は結構厄介です。少し時間が空いたり、何気なくボーとしたときにポルノAVを観て自慰をしたいと考えるようになりますが、これが毎日続くと重症です。

やっている本人ですら良いことだとは思っていません。2~3時間のAV鑑賞を終え時計を見ると時間の経過に落ち込むものです。もし中学生・高校生の未成年なら周りでアドバイスしてあげましょう。その時には決して自慰そのものを否定するのではなく、長時間の自慰が問題だと、或いはポルノAVを見続けながらの自慰が問題だと。



ポルノAV依存症が長引くと孤独感を感じます。自慰をして画面の中の相手の女性と連帯感なんて生まれないはずです。自慰はひたすら孤独な作業なんです。
誰々とセックスしたと自慢気に話すことはありますが、男性は自慰の事はあまり話したがりません。それは恥ずかしい孤独な行為だからです。
でも自慰は決して避けられない行為だからそれを否定しては決していけません。

さらに社会から孤立したり、うつ病を発症しやすくなります。



集中力が無くなる

これは私が実際に感じたことです。
私は一時期ポルノ中毒だったと思われます。その時期の事を思い返すと、仕事のミスが多くなり、集中力が掛けてきます。
ふと時間が空いたとき自分の好みのAVの番組の一場面がふっと脳裏に浮かんだり、休憩中に何もしていな時はAVの場面が頭をよぎることがありました。

そしてその時期は仕事上のミスや失敗が多かった気がします。
なるほどAVに夢中になると集中力が欠ける現象が起こります。恐らく勉強をしている学生の方々もそんな経験を持つはずです。

若者が壊れる未成年のポルノ依存症

10代の少年の健全な発達は、日本の将来の発展にとって必要不可欠です。

AVを観ながら長時間の自慰で落ち込んだり、社会性を失ったり、孤独感をもって孤立すると先々大きな社会問題になります。
今でもひきこもりが100万人を超え社会問題化していますが、そのひきこもり予備軍や痴漢や強姦等の性犯罪の予備軍かもしれません。
ですから今のうちに皆で問題意識を共有して健全な方向に戻していかなければいけないと思っています。

中学から高校生になり女性と付き合い、この時期には性体験があっても良いと思いますが、正しい避妊の知識を植え付け、AVの綺麗な女優も良いけれど生の女性とのセックスはもっと良いと思えるようなそんな社会に仕向けるよう、大人は考えるべきです。
未成年がEDになっても新陳代謝が激しく血流も良いので、大人より更にシニアよりは簡単に治ると思います。
ポルノ依存症から抜け出せばまだまだテストステロンも沢山放出されるので、身体的には余り問題は無いと思いますが、ポルノ依存の障害や後遺症を克服することが大事です。
ポルノAVを観ることが生活の主流になってしまうと、消極的になり人間関係にも積極さが無くなり、未成年のポルノ依存症はそういう身体的な問題以外の克服が大きいと思います。

マスコミが取り上げて警鐘を鳴らしたり、新聞や雑誌が取り上げて問題提起することでおのずと解決法が導かれるかもしれません。


その対処法は

要は簡単です。観ることを止めるだけです。しかしこれから未来永劫止め続けられるかと言えば、このようなネットの普及した世の中でポルノAVを観なことは難しいと思います。

だから曜日を区切って土曜日か日曜日の週一日だけは観てもOKと計画立てて頑張ることです。
それでも最初は60日間、若しくは90日間遠ざかって我慢して下さい。
その間ポルノAVを止めてその他の画像や文章のエロ小説などは私はOKだと思います。最初はAV脳を取り除くことが肝心です。
出来れば自慰も2週間ほど我慢して下さい。そうして2週間後に再開するときは妄想、若しくは写真のみ、若しくは読み物で自慰を再開することです。
ポルノAVが無くて勃起しない場合は中断することです。
そして日を改めてポルノAVを観ない自慰に挑戦です。



そうすれば未成年の男性のEDは治るはずです。10代~20代の男性であれば代謝もよく、血流などに問題がないためポルノ依存症から脱却出来ればEDは簡単に治ると思います。
膣内射精障害に関してはコンドーム・マス法を試してみると良いかと思います。
コンドームを着ける癖がつくし、慣れると少しの摩擦で射精できるようになるし、金銭的にも負担が少なく、是非試して欲しい治療法です。

EDを自分で治そう | 移動・ED克服塾
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上のページ詳しく書いてあるので是非ご一読ください。
この治療法はまだまだ多くの人には認識されていない治療法ですが、実際に私もわざわざコンドームを買って試してみましたが、理屈的にも強く握り過ぎる陰茎を少しの圧で射精できるので、続ければ効果があると思います。

30代、40代若しくはシニアの方はEDの薬を服用するか、その他に治療を試してみるべきです。



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