EDの原因
男性器が勃起するメカニズムは、頭の中で性的刺激を受けた興奮が神経を伝わって陰茎(ペニス)に行き血液がペニスの中の血管に流れ込み海綿体と言うスポンジのような組織が血液を吸い込み、膨張して硬くなるのが勃起です。
その興奮した際に陰茎(ペニス)の動脈が十分に開かずに海綿体の中に血液が行き渡らず硬くならないことが勃起不全と言われるEDです。
そのEDの原因は大きく分けて四つあると言われています。
機能性(心因)ED=プレッシャーやストレスによる精神的なED。30代~40代に多く、EDの98%がこの機能性EDと言われています。
器質性ED=怪我や身体の病的な不調が原因のED。50代以上に多く血管や神経の障害で起こる。
混合性ED=心因性と器質性の二つが原因となるEDで、60代以上に多く精神的ストレスに加え血管や神経の障害で起こる。
薬剤性ED=服用している薬が原因のED。
大きくは以上の四つですが、その他には細かく分けて自慰の際陰茎(ペニス)を強く握り過ぎたことが原因で起こるED(器質性ED)、妊活のプレッシャーによるED(機能性ED)、また自転車に乗り過ぎたことによるED(器質性ED)、男性の更年期障害によるED(器質性ED)、包茎によるED(機能性と器質性の混合性ED)等々様々な原因となっていることが言われています。
またこのサイトのテーマであるAV動画を見過ぎたことによるEDに関しては別のスペースで詳しくお話しします。
laugh.(ラフドット)インティメイトウォッシュ
また加齢によるEDもありますが、私の経験から言わせていただければ50代までは年齢によるEDは余り気にしなくていいと思います。
これはあくまでも私の予想ですがちゃんとした規則正しい生活を送って、過度なストレスが無く心身ともに健康であれば60代でも何の問題も無いと思います。
あるサイトでは日本人の70代男性の約70%がEDである書いていますが、ということは30%がEDでなく正常に機能していると知るとなんだか勇気が湧いてきます。
忘れてはならないことが肥満、深酒、喫煙なども関係することです。
喫煙に関しては15年ほど前、私は血圧が高くなったことをきっかけに禁煙したのですが、その当時勃起が弱くなっていると感じていたので、これに良い効果があればと言う期待も少し抱いての禁煙スタートでした。
目標の3週間禁煙出来た時点で当初の予定はほぼクリアし、それ以来15年以上経った今でもタバコは1本も吸っていません。しかし正直禁煙で勃起が回復することはありませんでした。
因みに血圧が劇的に下がることもなく、その頃から血圧の薬を飲み始めました。
恐らく禁煙と更に血圧が下がれば効果があったかもしれません。
私もそうですが年をとればとるほど色々な体の不具合が出てきます。
血圧が高くなることなどは多くの人がそうで、骨の老化による関節痛、運動不足による肥満や腰痛などは典型的な症状です。そして60代にはそれらの要素に加え精神的ストレスがあると言われています。
60代の今、確かに仕事上のトラブルや、人間関係の嫌のことを引きずるようになった気がするし、思い返して寝れない日が増えています。
勿論ストレスや病気が原因の場合はちゃんとお医者さんの診察を受け、適正な治療することをお勧めします。
「最近では、子供を作ろうという夫婦間で、妊娠しやすい排卵日がプレッシャーになり、EDになるケースも増えている」と言うことで、相手を妊娠させないようにゴムを着けたり、射精前に膣から出してお腹に出して避妊していた男性からすれば、何とも上手くいかないものですね。
機能(心因)性ED
EDの98%は心因性だというデータがあり、精神的な要素が大きいと言われています。
カップルや夫婦間ではマンネリや奥さんを家族として見てしまい「妻だけED」ということや、親しいが故に少しのことで根にもって遠ざかったり、気に病んでしまいEDになったケースもあります。
仕事や人間関係のストレスも多く、仕事で疲れすぎて激しい運動を遠ざけるように、セックスに対しても及び腰になってしまいます。
その他には過去の性交の際に上手くできなかったことで不安になりEDになることもあります。
このストレスやプレッシャーを解消するためには気分転換を図るとか、専門家に相談するとか色々な解決方法があるので、たかがEDと放置せず積極的に治す姿勢が大事です。
陰茎の動脈は他の血管と比較して細く、一番動脈硬化の影響を受けやすいので、心筋梗塞や脳卒中になる前にEDの症状が表れやすいと言われています。
ですからストレスやプレッシャーによるEDだと分かっていても一度は病院で診察してもらうことをお勧めします。
EDは命にかかわる病気のサインかもしれないと、多くの医者が警告しています。
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AVの見過ぎによるED
AVの見過ぎによるEDは多くのお医者様も警告していますが、例えばどれだけの時間、どんな内容のAVを見続けると、どんな影響が出るのかと言う科学的な数値を示す検証はなされていないので、あくまでもEDになった方からの聞き取りが主です。
その影響と詳細は下記の通りです。
- AVの見過ぎで現実のセックスとの差で脳が興奮しない。
- しかも内容がアブノーマルすぎてノーマルなセックスに刺激が足りなくて興奮しない。
- 早送りや直ぐに番組を変えて好みの場面のみ、クライマックスのみを見るための、実際のセックスのように順序良く抱き合って、洋服を脱がしと言う当たり前のルーティンに興奮しなくなる。
- AVの内容に没頭し興奮するあまりに性器を強く握り過ぎて、実際のセックスの女性の膣圧との差で気持ちよさを感じなくなる。
- 自慰のベストな姿勢は胡坐の姿勢だけど、AVを見ながらの自慰は横になりがち。
- 横になっての自慰は射精する瞬間につま先を伸ばし気味で、いわゆる足ピンをしがち。
- 横になると床にペニスをこすりつける床オナをしがち。
- 色々なAVを見比べて長時間経過すると、半勃起の状態で無理矢理射精することが多い。
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コンドームED
コンドームを付けると中折れしたり、装着できても射精できない状態がコンドームEDです。
コンドームは避妊だけではなく感染症予防にも役立つアイテムですが、若い頃は気にならなかったコンドームが年齢とともに一旦性行為を中断して装着しようとすると萎えてしまったり、サイズが合わなくて装着に四苦八苦している間に中折れしたり、装着できても感覚が鈍くなって逝けない状況になる人も多いようです。
一度そういう経験をして頭の中に苦手意識が芽生えると、コンドームに対してトラウマになり悪循環に陥ることもあります。
コンドームを装着するときサイズが合わなくて焦ってしまい萎えてしまう方には、事前にサイズを確認して自分に合ったコンドームを常日頃から持参して対策したり、ゼリー付きに替えたりする方法があります。
感覚が鈍って逝きにくいという方には0.01mmの薄手を選ぶと刺激が男性器に伝わりやすくなるので試してみる価値ありです。
またサイズ云々の問題ではなく装着する前から萎えたり、装着後に射精できない場合は医師に相談してED治療薬を服用する対策が即効性があると言われています。
またコンドームEDの治療としてコンドーム・マス法が有効だと言われていますが、このコンドーム・マス法は膣内射精障害の治療にも効果があると言われていますので下記のページも参考にして下さい。
コンドームを嫌がって生で挿入後、射精直前に膣内から抜いてお腹の上に出したりしたつもりが避妊できなく失敗したケースもあるので、その場合は相手の女性と相談してピルを服用してもらうことも一つの手だと思います。
またピルやコンドームでその都度避妊することが面倒なら、女性にIUD(子宮内避妊具)やIUS(子宮内避妊システム)を病院で装着して貰い長期間(約2年間)避妊対策不要という方法もありますが、これは女性が出産済みか中絶経験がある方に限られるので、パートナーとよく相談して行うことが重要です。
妊活によるED
女性の社会進出が広がることにより結婚年齢が高くなり、それに伴って不妊で悩む夫婦が増えてきています。
女性は年齢が上がる不安や親や周りからのプレッシャーで大変らしいですが、同じ屋根の下で暮らす男性もその圧を感じてプレッシャーや日頃のストレスからEDになるケースが多いようです。
先日NHKのあさイチで妊活に関する話題を取り上げていましたが、排卵日になった奥さんがご主人に対して土下座してエッチをして欲しいと懇願したと話していました。相手のご主人は決してEDではなかったようですが、女性側は当たり前のように子供が授かるものと疑わなくて、年齢とともに可能性が低くなることへの焦りで、土下座と言う行動に出たと思いますが、逆に避妊に苦労した私には生の声が聴けて勉強になった番組でした。
この妊活によるEDはいわゆる性に対して淡泊な男性、日頃からセックスレスの夫婦に多いようで、普段から回数が少ないのに要求されてやるセックスの味気なさは経験した男性にしか分からないことだと思います。
私はどちらかと言えば性欲は強い方だと思います。10代後半~20代前半の頃は、街中で成人映画の看板を見ただけで起ってしまいズボンのポケットに手を入れて押さえて恥ずかしい思いをしたり、朝の通勤・通学の満員電車の中で女性と密着すると勃起したりと、いつか性犯罪を犯すのではないかと不安な気持ちがありました。
幸い何事もなくこの年まで来てEDになったので大丈夫だと思いますが、そんな私でもセックスをやる義務が発生したらそれは嫌で嫌で仕方が無いと思います。
その解消には普段からセックスの回数を増やすことや、バイアグラなどのED治療薬の服用を専門家は勧めています。
EDの治療は全て保険適用外ですが、唯一不妊治療によるEDに処方されるバイアグラ錠、バイアグラODフィルム、シアリス錠の処方に健康保険が適用になります。
それと女性側からその気にさせるように仕向けることも大事かと思います。
例えば勃起力の弱い男性は膣内に入れるだけでも一苦労なので、滑りをよくするゼリーを使うとか、男性の好みに合わせた下着に着替えるとか、いつもの自宅からホテルに替えて雰囲気を変えるなども有効かと思います。
この妊活によるEDは下記の「奥さんやパートナがいる方は」のページに詳しく書いてあるので是非参考にして下さい。
器質性ED
器質性EDとは病気や怪我などでEDになることで、その対策としてはその病気の専門のお医者さんにその原因を取り除いてもらうことです。
喫煙や肥満、深酒などもEDの一因であると言われていますが、その程度ならご自分で改善してそれでもEDが改善されない場合はお医者様とのじっくり相談することをお勧めします。
男性更年期障害によるED
長らく更年期障害は女性が閉経前後数年間に起こる症状だと言われてきました。しかし最近は男性にも更年期障害がおこることが認知されてきて、早い人では30代後半から70歳近くまで、一般的には40代後半から50代・60代が多く几帳面で真面目な人に多く症状が見られ、原因は代表的な男性ホルモンである「テストステロン」が減少することで起こります。
テストステロンは、男性の精巣で作られる男性ホルモンです。テストステロンは男性の心や体、声などを作る男性ホルモンで、いわゆる「男性らしさ」を健康的に形作る上で、非常に大きな役割を担っています。
男性はテストステロン値が高い方が健康的な生き方ができ、長生きするという報告があります。
単に長く生きるだけではなく「健康的に長く生きる」ことが非常に重要です。そのためには、テストステロン値を高く維持することが、長い人生を健康的かつアクティブに生きる秘けつだと言うことができます。
このテストステロンの数値(テストステロン値)が下がってくると、心や体などさまざまな分野に悪影響が生じます。それによって発生する症状が、男性更年期障害なのです。
この症状は、加齢性腺機能低下症(LOH症候群)ともいわれます。
心血管疾患(心筋梗塞、狭心症)を患った男性のほとんどが、2~3年前からEDだったとの報告があります。男性ホルモン(テストステロン)はEDや動脈硬化と明らかに関係が深く、心臓ばかりでなく、脳卒中予防の面からも治療することが勧められます。
下記のページにテストステロンの補充を適切に行うことができることを証する、日本メンズヘルス医学会が認定した資格を有する医師の一覧を書いていますので、気になる方はお近くの医療機関を訪ねて相談してみて下さい。
また男性更年期障害(LOH)、勃起障害(ED)、男性型脱毛症(AGA)を専門的に扱うメンズヘルス外来と言う専門の科があり、その外来の医療機関を紹介するサイトが日本メンズヘルス医学会にありますのでもし気になる方がいましたらチェックしてみて下さい。
泌尿器科よりも中高年の男性にとっては安心かもしれません。
自転車の乗り過ぎによるED
私はスポーツバイクを所有していて、以前は一日に100キロ走るサイクリストで、今でも往復30キロ程度の距離は自転車で行く程自転車大好き人間です。
このサイトを立ち上げるために調べると、その自転車の乗り過ぎはEDになる可能性が高いということです。
それはサドルに長時間跨(またが)ることにより、性器周辺に張り巡らされている神経と血流に対する持続的な圧迫により、神経障害と血流障害が起こるからと考えられている。長時間の走行で、性器周辺(会陰(えいん)部)またの部分にしびれを感じた経験がある人は注意が必要と言うことです。
これ実際に私が体験したことで何度か痺れも感じていて、50代後半からスポーツバイクを乗り始めているので、AVの見過ぎだけでなくこれも関係していたかもしれないと、今になって思い起こしています。
下着・ランジェリー通販【DRW】
但しこれはあくまでも長時間と言うことで、週に3時間程度の一般的な駅や近所に買い物に行く程度なら全然問題はありません。
それと自転車の乗り過ぎによるEDの予防に関しては下記のホームページで解説しているので、気になる方は一読をお勧めします。
包茎によるED
包茎の方では、EDとなるケースが非常に多く見られ、主に2つの要因があります。
「物理的な要因」と「心理的な要因」です。それぞれについてどのようなケースがあるのか見ていきましょう。
仮性包茎では、勃起状態では亀頭が露出した状態となるため、性行為の際に物理的な問題が起こることはありません。
物理的な問題によってEDが起こるのは、「真性包茎」や「カントン包茎」の場合です。
例えば「真性包茎」の場合、うまく性行為が行えていれば問題ありませんが、挿入がうまくいかないなど、物理的な要因によって性行為が楽しめず、途中で萎えてしまう場合があります。また「カントン包茎」の方では、性行為の挿入時に意図せず包皮が剥けて、亀頭が締め付けられ痛みを感じてしまい中折れしてしまうケースです。
このような場合では、もともとの勃起機能に問題はなく、血流を良くするED治療では、改善出来ません。物理的な問題ですので、手術によって改善してしまうことも1つの方法です。専門の医療機関に相談してみましょう。
なお、仮性包茎や真性包茎の方でも、ED治療薬の服用は可能です。包茎による物理的な問題ではなく、加齢によるED症状の場合には、バイアグラなどのPDE5阻害薬が効果を発揮します。
混合性ED
この混合性EDとは機能(心因)性と器質性の二つがEDに影響している現象です。一つ一つ原因を根気よく取り除いていかなければならないので、少し時間がかかる治療かもしれません。
薬剤性ED
服用している薬が原因でEDになることで、薬を処方しているお医者さんに相談することが一番の治療の近道です。
またネットで調べて泌尿器科のお医者さんか、もしくはEDの専門のお医者さんに「お薬手帳」を持って相談することも良いかと思います。